いたち毛(日本・中国・ソ連)
* 日本いたち・・・今は、ほとんど筆には使用されていません。毛の質は、荒く太く、毛足も短く濃い茶色です。
* 支那いたち・・・毛は茶褐色で細く、毛先が利いて粘りもありますが、長い毛が得られませんので、主に細筆・面相・画筆に用いられます。
* コリンスキー(ソ連産のいたち)・・・いたちの中でも最も毛足が長く、特に雄は、6〜7cmぐらいのもあります。特に大きいのをジャンボと呼びます。一般に『セーブル』(テンの尾)と言うのは、実はこれが多いのです。毛は直毛でのびが良く、高級筆に使用されています。
金盛堂製の妙印 は、穂先のごく細い筆ですが、先は尖っていませんので、丸にも平らにもできますので文字・修正に適しています。