50代女性です。
股関節が本格的に痛み始めて1年半、地元の整形外科、大学病院にも詳しく調べて頂きましたが、大学病院での痛み止(サインバルタ)の服用が体質に合わずそちらの治療も断念した、そんな時にオクノクリニックにたどり着きました。
自由診療のためか、モヤモヤ血管のカテーテル治療は大学病院でも認知されておらず、カテーテル治療を受けるかどうかをかなり悩みましたが、杉原先生のMRIの画像解説を受けた時、こんなに詳しく分かりやすく説明してくださったのは初めてで、その時に杉原先生がカテーテル治療はお役に立てると思いますと言って下さった事が励みになり、カテーテル治療を受ける決心をしました。
結果は上々で、思い切ってカテーテル治療を受けてみて本当に良かったと思っています。モヤモヤ血管の手術をすると、すぐにモヤモヤ血管が消えてしまうと思っていましたが、カテーテル治療後は少しずつ痛みが改善していくので、痛みが和らいで、今まで痛かった動作がいつの間にか楽になったと感じられた時には、本当に嬉しく思いました。
もし、カテーテル治療を受けるかどうか悩んでいる方がいたら、ぜひ一度カウンセリングを受けて、オクノクリニックの先生方のお話を直接聞いてみる事をお薦めします。この治療がもっともっと世の中に広まって、痛みから解放される方が一人でも増える事を願ってやみません。
メイド・イン・イタリーにこだわり続けるイタリアの老舗パンツブランド
INCOTEX(インコテックス)、PT TORINO(ピーティートリノ)、G.T.A(ジーティーアー)など、イタリアには数多くの優れたパンツブランドが存在します。そんな中で“本当にいいパンツはどこか”と問われたら、ひとつの答えとして挙げられるのが「GERMANO(ジェルマーノ)」です。ジェルマーノを手掛けるCONFITEX社は、ミラノコレクションを牽引する有名ブランドをはじめ、老舗サルトリアブランドの組下までも手掛けるナポリ屈指のパンツファクトリーです。日本では10年以上前から展開されていますが、知名度があまりなく知る人ぞ知るブランドでした。近年、作りのよさ、シルエットのよさ、コストパフォーマンスの高さ、メイド・イン・イタリーにこだわり続ける真面目な姿勢が評価され、ようやく人気と知名度が上がってきました。
足元から新鮮に。時代の空気感を捉えたウールセミワイドパンツ「306G-5615」
“オシャレは足元から”とはよく言ったもので、靴はもちろん大切ですが、パンツこそがスタイリングの要になります。パンツのシルエットは“時代を映す鏡”です。みなさんご存じのとおり、ここ数年でパンツの“脱”細身化が進んでおり、今はもうピタピタのパンツは気分ではありません。そうは言っても若者が穿いているゆるゆるのパンツは大人には相応しくありません。着こなしに品格を求めるのであれば、ゆとりがありつつもきれいに見えるテイラー仕込みのパンツを選びたいものですよね。
そこでお勧めなのが、ジェルマーノから登場したセミワイドパンツ「06」です。往年の名モデル「28」をベースにして作られた「06」は、滑らかな曲線を描くイタリアならではのセミワイドシルエットが特徴です。標準的な深さの股上に、軽く摘んだ程度のアウトプリーツをあしらって端正な顔立ちを演出。ワタリ(太股まわり)は生地に余分なシワが寄らない絶妙な太さで、膝下から裾へかけて気持ちばかりテーパードします。裾幅は22センチ前後。数値だけ見ると他ブランドのセミワイドパンツとさほど変わりませんが、実際に穿くと数値よりもひと回り細く感じられます。この理由は、腰、ヒップ、ワタリ、膝、裾、すべての箇所のゆとり量が均一だから。厳密に言うと均一ではありませんが、ゆとり量が均一に見えるように計算されているのですっきり感じられるというわけです。これに加え、シルエットが直線ではなく曲線で構成されているため全体として柔らかい雰囲気が出ます。
クセのないパンツ作りに定評のあるジェルマーノのセミワイドパンツなので、初心者でも比較的とっつきやすいと思います。“ワイド”と聞いただけで躊躇してしまう方もいると思いますが、ジェルマーノの「06」であればいつもの着こなしに無理なく合わせられます。トレンドを取り入れたいけどお洒落すぎるのは苦手という方にお勧めしたい、バランス重視のセミワイドパンツです。
素材には、ベーシックで使いやすい人気定番生地(ビエラの名門ミル、ジニョーネのウールストレッチフランネル)を選びました。通常のウールフランネルよりも薄く、しなやかで、チクチクとは無縁の滑らかな肌触りなので秋口から晩冬まで快適に着用して頂けます。
とにかく穿きやすい作りになっていること、ここがポイントです!
ジェルマーノのパンツはヒップが広めにとられている(4枚の布が集合する股の付け根からヒップまでの距離が他のパンツブランドよりも長く設計されている)ため、穿いたときにヒップが包まれているような感覚を味わえます。他にも、腰まわりのフィット感(密着感)を高める3点留めのフロントや運動性を高める腰裏のV字スリットなど、穿きやすさにこだわって細部まで作り込まれています。
一切の妥協を許さず作り込まれたディテールの数々
細部のディテールに目を向けるとパンツ専業ブランドの矜持が強く感じられます。前述した3点留めのフロント、腰裏のV字スリットの他にも、内股の補強布(シック布)、脚の滑りをよくする前身裏地、穿き心地を落ち着かせるインサイドベルト芯地、高級感溢れるAMFステッチなど、細部まで妥協することなく作り込まれています。こんなにも手間をかけているのに“メイド・イン・イタリー”であることには驚かされます。
美しい光沢と滑らかな肌触りを持つ人気定番生地「ウールストレッチフランネル」
使用されている生地は、トップクオリティのヴァージンウールから紡がれた細番手梳毛糸を密に織り上げた後、柔軟性やドレープ性が損なわれないように弱めの縮絨を施した「Flanella Pettinata Stretch」という名称の“フランネル”になります。通常のフランネルには紡毛糸(ウーレン)が使用されていますが、こちらの生地には経緯どちらにも梳毛糸(ウーステッド)が使用されています。このため通常のフランネルよりも薄く、しなやかで弾力性に富み、毛羽立ち感も繊細なものになります。加えてストレッチ性があって動きやすく、シワになりにくいのでケアが容易です。仕上げ段階でプレスを施して毛羽立ちを抑え込んで美しい光沢が生み出されているため、秋冬らしい温もりの中に高級感が漂っている点も見逃せません。
もちろん肌触りは格別です。ウール特有のチクチクやゴワゴワがまったくなく、しっとり滑らかに肌に触れます。目付け(1平方メートルの生地の重さ)は280グラム。フランネル特有の厚ぼったさがないので秋口から晩冬までの長い期間に使えます。
イタリアの高級毛織物産地・ビエラに拠点を置くZIGNONE(ジニョーネ)の生地なので品質の高さは折り紙つきです。実物を手にして頂ければ分かりますが、この価格帯の生地の中では頭ひとつ抜けている感があります。ジニョーネは、1965年の創業以来、生産機械の増設と技術力の向上に余念がなく、着実に評判を高めている中堅ミルです。アルマーニ、バーバリー、カナーリ等、多くの有名ブランドに生地を提供しています。
単色にはない深みと奥行きのある杢調のミディアムグレーになります。違いが伝わる定番色とでも言えばいいでしょうか、すごくいい色です。
・ジップフライ
・1プリーツ
・ヒップ上部2ダーツ
・身頃スラントポケット(AMFステッチ/閂止め)
・背面ピスポケット(ボタン式/両玉縁/D管止め)
・フォブポケット(閂止め)
・腰裏V字スリット(閂止め)
・股シック布
・インサイドベルト芯地
・前身膝下まで裏地