料理研究家・有元葉子さんの人気シリーズの水切りに新しいタイプが誕生しました!「ようやくできました。完成までに4年。従来の水切りかごのシンプルで頑丈な造りはそのままで、シンクの中で使えること、すっきりと見えることなど、たくさんの条件を見事にかなえてくれた水切りかごです」
「どうして、この水切りかごが欲しかったというと私もそうですが、みなさんが水切りかごを置いている場所は本来、作業台として使うスペースなんですね。台所には「台」がつまり作業するところが必要です。ところが今はどの家庭でも、台所の「台」がもの置き場になってしまっている。それでは料理がしにくいです。
だから少しでも作業台を確保するために、水切りかごをシンクの中に入れることができたら、とずっと思っていました。」
細部にまで有元さんのこだわりが満載です●使っているときは外からバスケットが見えないこと、またバスケットにいれた食器類が目立たないこと。
●どんなキッチンでも使えるようにすること(本品は33.5〜54cmのシンクに対応)
●直径30cmの大皿を入れても耐えられる構造であること。
箸ポケットにもこだわりました「付属の箸ポケットもずいぶん試作を繰り返しました。洗い物には橋やスプーン以外にも豆皿や箸置きなど細々したものがたくさん。
収納力があったほうがいいのでギリギリまで容量を大きくしていただきました」
第二の水切りカゴとしても「すでに水切りかごを持っている方、第二の水切りカゴとしてお持ちになるといいかもしれません。私はたくさんの洗い物が出るときは作業台に置く水切りと、こちらの水切りと2台一緒に使っています。お鍋やボウルなどたくさん使うときに一気に洗い物ができて便利です」
安定して使えるようストッパー付きですどんなシンクでも使えるようアームは伸縮します。そのアームにはストッパーがついているので設置した時に安定します。
操作が簡単でお手入れしやすい構造にするために何度も試作を繰り返して4年もの歳月がかかってしまったとか。
しかしその結果、シンプルでアームが動かずピタッと止まる構造が完成。
この部分は特許申請済みです。
大満足の水切りになりました「作るのがすごく大変だった水切りかごですが、苦労話はしません(笑)
でも使ううちに、色々な点で良さを実感していただけるはずです。納得のいくいいものができました。」
料理研究家 有元葉子さん
3姉妹を育てた専業主婦時代を経て、料理研究家に。おしゃれで快適な暮らしの達人。
キッチン道具『ラバーゼ』の開発も手がける。大ベストセラーとなった『レシピを見ないで作れるようになりましょう。』(SBクリエイティブ)の第二弾『(題名前作同)ごはんのきほん編』を9月に上梓。