●品種の特徴
中国ナツメ “皇帝”はゴルフボールくらいの果実の大きさです。日本の在来種よりもふたまわり位の大実です。見ごたえ、食べ応えともに迫力あります。リンゴのような食感で、素朴な木の実です。中国からの渡来品種で、国内で栽培生産されています。甘みが強く、多汁。糖度は大体20度くらいですが、22度くらいになることもあります。収穫は、おおよそ10月下旬、暖かい所の場合は秋半ばの9月下旬位になります。果実が暗褐色に熟すと甘味が強くなります。生食するほか砂糖漬け、蜜ナツメにも使えます。果実は汁気のないりんごのような味で、素朴なおいしさ。ナツメにはカルシウムやカリウムが豊富に含まれます。
作りやすいと言うよりほったらかしでいいです。
枝には鋭いトゲがあります。
棗(なつめ)全般について、
中国では「毎日3つナツメを食べると年を取らない」言われる健康果実です。中国北部原産で非常に古くから栽培されてきました。軽く湯通ししした乾燥させたナツメは、「大棗(たいそう)」の名で知られています。