戸外がアトリエの「光の画家」には珍しい静物画。最愛の妻カミーユが亡くなった悲しみから描いたといわれている作品。
原画:制作1880年 所蔵:メトロポリタン美術館
クロード・モネ
1840年11月14日〜1926年12月5日
1840年パリに生まれ、生後まもなくル・アーヴルに移り住む。19歳でパリに出て画家の道を歩み始める。保守的な美術界に不満を抱いたモネは、ルノワール、シスレー、ピサロなどとグループをつくる。モネたちは陽光と色彩を求めて屋外に出て、身近な自然や人間の生活を描いた。1874年に開いた初めてのグループ展はスキャンダルとなり、モネの出品作『印象・日の出』を皮肉った批評家の言葉から“印象派”という呼び名が生まれた。50歳代にジヴェルニーに日本風の橋の架かる庭園を造り、86歳で亡くなるまでその庭を描き続けた。特に睡蓮の池は約200点作品を残している。
●絵寸法:(約)長辺40×短辺30.5cm●額寸法:
アートの友社 立体複製名画 モネ 「ブドウがある静物」 6号 113310