1894年にアレクサンドル3世が発したウォッカの製法基準をもとに、1901年にロシアで生まれたプレミアムウォッカ。
「ストリチナヤ」とは、ロシア語で「首都の」を意味する言葉。その名の通り、首都モスクワで製造がはじめられた生粋のロシア・ウォッカです。
世界でも肥沃な土壌を持つといわれるロシア南部・タンボフ領域の黒土地帯で栽培された選りすぐりの小麦やライ麦を原料に使用。
岩盤層から汲み上げた、ミネラルをバランス良く含んだ温泉水を使い、ロシアに伝わる昔ながらの製法で造られ、その品質の高さは、ラベルに記された国際種類博覧会での受賞メダルが物語っています。
米ソ両国が冷戦状態にあった1973年、「物々交換」による貿易程度しか認められていなかった時代に、旧ソ連政府は「ストリチナヤ」と「ペプシコーラ」を直接交換することに合意。 それにより「ストリチナヤ」は、アメリカで人気No.1のウォッカブランドとなっていったというエピソードも残されています。 また、60年代に2種類のフレーバードウォッカをいち早くリリースしており、フレーバードウォッカの先駆けとしても知られています。 1986年に海外市場向けに発売したシトラス風味の「リモナヤ」は、ウォッカベースのカクテルを急速に広めるきっかけとなりました。 現在では、シトラスやオレンジ、ラズベリー、バニラなどバリエーションは10種類以上。フレーバードウォッカの開発にも力を入れています。
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